北海道の皐月管理について 投稿者:
投稿日:2020/05/27(Wed) 10:00 No.2289 | |
|
皐月愛好 2年目です 冬季間の皐月管理について教えてください。 現在 大中21鉢保有しています 冬季間10月から4月までサンルームで管理 暖は天窓を少し開けています 日に2−3回霧吹きをしましたが4月にはいり 5鉢が元気なく葉が落ちてしまいました 5月中頃に新芽が少しではじめました 室内管理がわるいことは承知ですが良い方法はありませんか宜しく お願いします |
| Re: 北海道の皐月管理について 月刊さつき研究編集部 - 2020/05/28(Thu) 16:33 No.2291 | |
|
|
北海道の冬でサンルームでの管理とのことですが、樹の現物や管理場所を見ていないため確実なことは言えないのですが、富山県上市町の水上松樹園さんのお話によると、やはり置き場所よりも管理に問題があるものと考えられるとのことです。サンルームでの管理はビニールハウスでの管理と似ていますので、温度管理・温度調整さえしっかりと行えば問題ないとのことです。 仮に落葉した葉の状態が枯れて茶色くなった葉、もしくは艶がなくなった葉であれば、それはサンルーム内での水管理が不十分だったものと考えられます。落葉した樹だけ湿度の供給が足りず慢性的に乾燥気味になっていたか、水遣りの不十分による根の水分不足、根詰まりによる水分不足も考えられます。 また日中と夜間の温度差があり過ぎることも考えられます。夜間が何度くらいまで下がるのかわかりませんが、サツキは寒さに順応できる植物です。しかし日中の温度が高いと、水を吸い上げたりして、夜間の寒さとのギャップで生理不順が起きている可能性もあるかもしれません。また、落葉した葉が緑色の場合は、サツキに合わない薬剤を散布したか、希釈倍率を間違えて濃い薬液を散布したりすると、葉ぶるいといって樹が自ら葉を落とすことがあります。あまり成分が強すぎると、サツキは枯れてしまいますのでご注意を。薬害でないとすると、根腐れの疑いも出てきます。それに夜間に鉢土が凍って、そのまま日中も溶けないような日が数日続くと、根が窒息状態に陥り、葉が艶を失って枯れることもあるので、そちらも一応疑ってみてください。あとは、品種によって寒さに弱いものもありますので、そういう品種だけでもなるべく穏やかな環境下で管理されることをお勧めします。 |
| Re: 北海道の皐月管理について
- 2020/06/01(Mon) 18:27 No.2294 | |
|
|
ありがとうございました。今後ともご指導 よろしくお願いいたします |
|
金彩の剪定 投稿者:
投稿日:2020/05/24(Sun) 15:17 No.2287 | |
|
教えて下さい、金彩、桃源郷の花がラッパにどんどんなっていきます、根元から切って取っていますがおいつきません剪定方法や時期、管理の仕方が特別にありますか?ほかの木よりは遅く剪定してるつもりですが、、、 |
| Re: 金彩の剪定 月刊さつき研究編集部 - 2020/05/26(Tue) 17:53 No.2288 | |
|
|
金采や桃源郷の花柄にラッパ咲きが多くなる件ですが、他にも同様の質問を受けたことがあります。大前提として品種の性のようなものがあり、一概にこうだとは言えないのですが、おそらくは管理が良過ぎるのではないでしょうか。金采は肥料分をあまり多く効かせると、ラッパ咲きになりやすいともいわれています。それは樹勢が良いと、伸びる枝葉も勢いが良くなるからです。特に金采や桃源郷は、強い芽にラッパ咲きが咲く傾向があるといわれているため、樹勢が良いとそれらの芽が全盛となり、ラッパ咲きが多くなるという仕組みです。なので、他の品種に比べて、普段あげている肥料を半分以下にすることで、あえて樹を軽い飢餓状態にすることで、ラッパ咲きの咲く枝が抑えられるともいわれています。特に花前には肥料分を少なくする方がよいかもしれません。底白品種なども同様に、肥料を効かせ過ぎると底が抜けにくくなりますので、桃源郷も肥料分を切ることで、底白を抜けやすくさせることにもつながります。元々、素材の性質上ラッパになりやすい樹もありますので、これが絶対の方法ではありませんが、肥料を切ることで采咲きになったとの報告も受けていますので、試されてみてはいかがでしょうか。 |
| Re: 金彩の剪定
- 2020/05/28(Thu) 13:03 No.2290 | |
|
|
展示会中止のお知らせ 投稿者:日本皐月協同組合 投稿日:2020/04/24(Fri) 14:01 No.2286 | |
|
日本皐月協同組合が後援予定の下記さつき展示会が、新型コロナウイルス感染症の収束の目途がたたない状況により、来場者や関係者の方々の安全を考え、開催中止となりました。
◎ 第7回新緑風展(盆栽展)
◎ 2020年さつきフェスティバル
◎ 第49回鹿沼さつき祭り
◎ 第25回宇都宮さつき&花フェア |
|
幹を綺麗にする仕方 投稿者:蒲生 投稿日:2020/03/21(Sat) 09:38 No.2280 | |
|
質問おながいします。 サツキの幹肌を綺麗にするには何を使えば疵を付けないでキレイになりますか宜しくお願いします。 |
| Re: 幹を綺麗にする仕方 月刊さつき研究編集部 - 2020/03/23(Mon) 09:20 No.2281 | |
|
|
幹肌を綺麗にするということですが、幹の状態がわからないので正確なことは言えませんのでご了承ください。幹が黒く煤けたようであれば、これは長年の空気中の埃などの付着や新陳代謝による経年の汚れです。これは樹が汚れを撥ね付けられない状態でもありますので、樹勢が落ちていることも考えられます。見た目に樹勢が落ちているようでしたら、幹洗いと同時に植え替えもしたいところです。それと、お棚の風通しや日当たりが悪い場所、幹線道路沿いで排ガスに晒されやすい場所の樹などは、てきめんに汚れやすくなるようですのでご注意を。 付着した汚れは手でこすっても多少は落ちますが、けっこうこびりついているものです。また、幹や枝など富栄養化した水面に広がるアオコのような緑色を帯びているものは、日々の灌水や液肥などによってコケのようなものが全面に付着している状態です。これらは、はじめに乾いた状態時に歯ぶらしなどで軽く磨き、おおまかな汚れを落としておきます。力加減は歯を磨く時と同じくらいです。その後、樹全体に水を掛け、幹や枝の汚れを浮かせます。何度か水を掛けた方が、なじみやすいでしょう。汚れがふやけたなと思う頃を見計らって、今度は水に濡らした歯ぶらしや市販のナイロンブラシで細かく念入りに磨きます。アオコ状のコケは濡らしたタオルで拭き取るようにしても良いでしょう。それでも取れないような汚れは、金属製の幹洗いブラシ(専用のものが市販されています)で力を加減しながら汚れの部分だけを丁寧に磨きます。感覚としては、汚れを剥がして弾き飛ばすような感じです。小さな汚れは、竹串やアイスピックなど、先端の鋭いもので、弾き飛ばすようにして取り除きます。仮に若い樹や樹勢が旺盛な樹であれば、ホームセンターなどで市販の高圧洗浄機でも取ることができます。 ちなみに今は春の彼岸が明けた時期ですので、サツキが水を旺盛に吸い上げ始めている頃です。幹肌が柔らかくなっており、場合によっては指でなぞっただけでも皮が剥けてしまうこともありますので、暖地にお住まいの方はとくに気をつけたいところです。寒冷地であれば、まだ間に合うかもしれません。水の吸い上げの状態は、新葉が展開しているかどうかで見極めましょう。葉が展開しはじまっていたら、幹磨きは秋までやらない方がいいかもしれません。 それと、膏薬病といって、幹肌に丸く灰白色の斑紋が見られるものがあり、かなり厄介です。古い樹や樹勢の落ちた樹に多く見られ、こすっても落ちません。これは原因となるカイガラムシなどを駆除しないと再度発生してしまいます。冬季に石灰硫黄合剤やマシン油乳剤などで対処し、何年かかけて幹を洗い、樹勢を回復させつつ、樹の新陳代謝で新たな樹皮が形成されるのを待ちます。ただし、幹洗いブラシなどで膏薬病を落とす際は、鉢土上をビニールなどで覆うか、植え替え時に行ない、根土はしっかりと水洗いしましょう。何もしないまま、鉢土に落としてしまうと、再発生の原因にもなってしまうからです。 くれぐれも力を入れすぎて、幹を傷つけたり、皮を剥いたりしないように気をつけましょう。 |
| Re: 幹を綺麗にする仕方 蒲生 - 2020/03/23(Mon) 19:37 No.2282 | |
|
|
何時ものように大変わかり易い丁寧な回答ありがとうございました
頑張ってチャレンジしてみます。 |
|
教えてください 投稿者:
投稿日:2020/02/24(Mon) 12:37 No.2274 | |
|
こんにちは 私は皐月を初めて2年目になります 去年、9月に入って少し経った時所有している皐月の2、3鉢が突然全体の葉がいきなり縮れてパリパリになってしまいました これは夏場の水切れが原因なのでしょうか? 棚場の環境は半日陰で1日に4、5時間程日に当たる、寒冷紗なし 水やりは夏は朝7時と夜6時すぎ、春は朝7時に1回 写真は撮っていなかったので無しです |
| Re: 教えてください 月刊さつき研究編集部 - 2020/02/28(Fri) 17:36 No.2276 | |
|
|
回答が遅くなりまして申し訳ございません。ご質問では9月に入って少し経った頃とありましたので、まだ残暑厳しい頃と思われます。実際に鉢物の状況を見てみないとハッキリとしたことは言えませんが、説明を読む限りではお棚の環境は問題ないと思われます。おそらくは水切れでしょう。水遣りに関しても、定期的に行われているようですが、たぶんですが、鉢土が根詰まりを起こしているものと思われます。鉢土の表面を指で触ってみて、堅いなと感じたら、根詰まりを疑いましょう。指の第二関節でノックするように叩いてみて、コンコン、コツコツと音がするようでしたら、鉢土は水を通さない状態に陥っているはずです。そのような状態で毎日2回水遣りをしたとしても、水は鉢の表面をこぼれるだけで、根の芯部まで行き渡っていない可能性が考えられます。根詰まりした鉢は、ちょうど今頃から春の彼岸頃までに植え替えをする必要があります。そして、これは夏場のみならず、冬場に鉢土が数日間凍りっぱなしの状態でも水切れは起こりますので、ご注意を。 水切れ以外で考えられるとすれば、薬害です。薬剤散布をした際に、その木だけ濃い薬剤が掛かってしまったか、なんらかの原因で除草剤が掛かった、もしくはサツキに合わない薬剤を掛けてしまい、特に弱い品種の木で薬害を起こしたなどの原因も考えられます。ただし、薬害の場合は葉を振るう(落葉する)ことが多いので、ちょっと違うかもしれません。 また、海が近い地域にお住まいの方の場合、台風の影響で潮風に晒されると、同様の状態になることもあります。海岸線から10数km離れた地域でも起きますので、ご注意を。もし、潮風に当たったなと思われたら、すぐに葉を水道水で洗うことをお薦めします。 |
| Re: 教えてください
- 2020/03/19(Thu) 21:06 No.2279 | |
|
|
詳しくお答えありがとうございました 2月下旬に枯れた木の土を確認した所カチカチになっていたのを確認しました 今年は寒冷紗など工夫して夏を超えたいと思います |
|
- YY-BOARD- customize by yuji hamano -