私たちの沿革
■沿革
昭和62年7月 | 第1回発起人会 | |
昭和63年3月1日 | 創立総会 | |
昭和63年3月25日 | 関東農政局より認可,皐月協同組合設立 | |
昭和63年11月16日 | 農林水産省より認可,日本皐月協同組合設立 |
私たちの理念
■組合を設立しようとした理由
組合をつくろうという気運が高まるまでにはいろいろと紆余曲折がありました。
当時、サツキに全国で関わっている方々には、サツキを専門的に扱っている業者と、盆栽や園芸の一つの樹種としてサツキを扱い、すでに組織のある日本盆栽協同組合に加入している業者がおりました。ともにサツキを扱う業者が手を取り合って、日本盆栽協会と日本盆栽協同組合の関係のように、業界全体をとりまとめていこうという声が高まってきました。
愛好者などお客様の団体で、大正時代よりつづく、現(一社)日本皐月協会や皐月界を、組織としてまとまってバックアップしていくための機関であり、日本に古くからあるサツキの伝統文化をより拡大していこうという目的で、日本皐月協同組合は発足したのです。
■事業内容の充実と新たな方向性
組合の事業内容を充実していくには、交換会と展示会の2つが大きな柱になります。
生産から販売の取り引き的な部分の交換会は商品を流通させていくための大切な場であり、皐樹展という組合主催の展示会は作品発表の場であるわけです。
この2つを通して組合がまとまってみると、生産、仲介、販売それぞれの特色の中で役割分担ができ、商品の流通機構が確立されてくるのです。
組合の新たな方向性として、皐樹展の出品樹の中で、素材的なものを出品する「未完成の部」という新部門を設立しました。完成された樹ばかりに目が向いてしまうような風潮から少しでも変化を起こし、素材的な樹に魅力を持ってもらい、一般愛好者との接点をより拡大していくためです。
出品作家や出品数、部門数も次第に増えている中、展示会をより発展させる意味での挑戦を続けていくと同時に、従来のスタイルとのバランスを図っていこうと考えます。